オリジナルTシャツを大量発注するときにこれだけは知っておきたい!

今回はオリジナルTシャツを大量生産するときにこれだけは知っておきたいことを3つ(+1)に大きく分けて紹介しています。

オリジナルTシャツを作る際
何枚から対応してくれるのか
公式の企業キャラクターをプリントしたいな
頼んでからどれくらいで手元に届くの?

と言った疑問に対して詳しくご紹介していく内容となっております。

ぜひ参考にしてみてください。

目次

対応しているTシャツの枚数をチェックしよう

多くの会社では小口注文も対応していますが、10枚以上でなければ対応できない場合もあるので各会社のウェブサイトのQ&Aなどを見て確認するのをオススメします。

基本的にアイテム(Tシャツやバッグなど)は発注数が多ければ多いほど安くなります
大量に発注しようと思っている方には「シルクスクリーンプリント」
少数だけどオリジナルTシャツを作りたい方には「インクジェットプリント」がオススメです。

シルクスクリーンプリントに関してはこちら
上記リンクの記事はなるべく安く多く、シルクスクリーンプリントでオリジナルTシャツを発注されたいと考えている方向けの記事となっています。

会社によっては大口注文が得意な所、小口注文が得意な所がありますのでご自身がどちらに当たるかを確認して発注する会社を選ばれるのが良いかと思われます。

オリジナルTシャツを作る際は選ぶ会社でガラリと金額が変わることもあるのでよく確認しましょう。

シルクスクリーンの場合追加注文で損をしないようにしよう

チームTシャツ(ユニフォームなど)を初めて発注する際は良いのですが来年度以降に追加注文する時、初回で作ったシルクスクリーンプリントの」の保管期限が過ぎてしまうとまた新たに版を作らなければならないので注意が必要です。

無期限、永久保管の会社もありますが保管期限が「1年〜3年」と言った期日が設けられているところも少なくありません。
シルクスクリーンプリントで発注する際大きく費用が変わってくるのがこの「版代」なので、毎年デザインを変えるわけではない場合は各会社の「保管期限」を確認、またはあらかじめ大量に発注しておくなどの用意をしておくと余分な費用がかからずに済みます。

「30枚〜100枚以上注文したい」と思われている方はこの「シルクスクリーンプリント」がオススメです。
シルクスクリーンプリントについての詳しい記事はこちら

著作権に触れていないか注意

オリジナルTシャツを作る際最も注意しなければならないところはこの「他の著作物に触れていないか」というところです。
原作のあるアニメや映画、例えばお馴染み赤いラベルのシュワシュワした飲み物、好きなバンドマンのライブ写真のプリント、ピエロがマスコットキャラクターの大手ハンバーガーチェーン店などのロゴやマスコットのプリントを無許可且つ営利目的で流用、盗用した場合です。

営利目的は文字通り売買で利益を得ることとなり、許可なく使用することが禁止されています。
2次創作であり友人間やサークル内で非営利目的、金銭的授受は発生してもごくわずかである場合は黙認されることはありますがあくまでも「黙認」であり現状は「グレーゾーン」です。
この著作権に関しては詳しい記事をまた書こうと思っています。

著作権」の他にも自分の姿身に関わる「肖像権」、名前や会社のロゴなどを悪用した場合の「パブリシティ権
肖像権が個人の人格的な部分を守るのなら、パブリシティ権は顧客誘引力のある著名人やCMなどで見られる会社の名前の勝手な使用、財産的部分を保護する法律です。

グレーゾーン」と前述した理由は営利非営利を明確に線引きするものがなく、ざっくり言うと関係する人が「これは著作権の侵害だ!」と訴えなければ発生しない、もやっとしたものだからなんです。

少し前に著作権が切れた「ミッ◯ー◯ウス」は無断使用に関してはよく目を光らせていたことで有名ですが、「なんか小さくてかわいいやつ」は大丈夫なのか?と心配になるくらい溢れているようにも見えますね。

とは言え勝手に撮られた自分の顔写真を勝手にTシャツにされて街を練り歩かれるのはあまり気分が良いものではないのでやめておきましょう。

オーダーから納品までの日数を確認しよう

発注のオーダーからお手元に納品されるまでの期間はおよそ「1週間〜2週間」ほどとなっています。
会社によっては「特急」「超特急」など追加料金を支払うことによって最速で当日発送できる会社もあります。

この「特急」の発送ができる会社は自社で工場を構えていることが多いです。
自社工場で生産している会社は「早く」「安く」「大口でも安心」が大きなメリットですね。
その代わり枚数指定」「プリント指定」「アイテム指定」などの条件を提示されているところもありますのでご自身の理想と照らし合わせることが大切です。

記念日や行事のような特定日に使用したい場合、発注から手元に届く納品日はいつかをしっかり確認しましょう。

また会社に寄ってはDMやメール以外にもビデオ通話での相談に応じているところもあります。
もちろんご自身の顔は映さなくても良い会社がほとんどなので、納品日以外の細かな相談(デザイン案や料金など)もリアルタイムで打ち合わせ出来るので活用してみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

オリジナルTシャツを作るだけでなんだか難しそうと思ってしまうかもしれませんが、今回の記事で手助けになれれば幸いです。

今回の記事のポイントは

•対応しているTシャツ(アイテム)の枚数
•シルクスクリーンでの追加注文の注意点
•著作権
•発注日から納品日までの日数

となります。

特に「著作権」に関するところは他者への侵害と罰金が課せられてしまうので注意しないといけません。
二次創作やファン活動の範囲でもあくまでも「黙認」というところは覚えておきたいですね。

難しい話も少しありましたが、自分だけのTシャツを着て歩くのはいつもより楽しい気分にさせてくれること間違いなしです。
これを機にオリジナルTシャツデビューしてみましょう!

目次